ヤギの参考書ルート２０１９【化学編】
ここでは参考書だけで難関大の入試で合格点をとれるようにするには、どのような参考書をどのような順番で進めて行けばよいかを解説していきます。
今回は化学（化学＋化学基礎）編です。（理系でも入試が化学基礎までの場合は化学基礎編（現在作成中）を参照してください）
※ルート作成者のヤギ ススムについてはこちらから
この参考書ルートは「１．教科書レベル」→「２．入試基礎レベル」→「３．入試標準レベル」→「４．入試難問レベル」の５段階構成です。
ゼロ（中学数学の教科書レベルが固まった段階）から東大・京大・東工大等の入試で満点を狙いに行くところまで紹介しているので、現在の自分の学力に合わせて、スタートのレベルを設定してください。
１．教科書レベル
【対象者】
教科書レベルに不安がある単元がある人、未習の単元が残っている人等
【教材】
教科書レベルはインプット用の参考書が最大３冊（理論・無機・有機各１冊）と演習用の問題集が１冊の計４冊です。以下の４冊になります。
①宇宙一わかりやすい高校化学（理論化学）
②宇宙一わかりやすい高校化学（無機化学）
③宇宙一わかりやすい高校化学（有機化学）
【使用法】
教科書レベルの見直しが必要な分野のみをやりましょう。
使い方は、解説を読む→付録の問題集を解くの順で固めていきます。
１つのChapterを学習し終えたら、次のChapterをまた解説→付録の問題集の順で固めていきましょう。
以下に効率的なやり方の一例を示しておきます。参考にしてください。
Step.1
「宇宙一わかりやすい高校化学」を１テーマずつ解説を読んでいきます。
８割がた内容が理解できたら、次のテーマへと進みます。
同じChapterのすべてテーマを全て読んだら、Step.1は終了です。
Step.2
Step.2では、付録の問題集を解きます。１問ずつ、考え方と答えがあっていれば”○”を、そうでないときは"×"を記録します。
また、必要であれば重要事項をノート等にまとめなおしましょう。
学習中のChapterの全問をやり終えたら終了です。
Step.3
Step.3では、付録の問題集の"×"の問題を解きます。正解できれば"○"にして記録しなおします。
２周目以降、"×"になっている問題のみ解きなおし、正解できれば"○"にして、全問"○"にできれば修了です。
【修了の目安】
学習中のChapterの付録問題集の問題がすらすら解けるようになれば修了です。
解説の内容がきちん頭の中に入っていれば、難なく解ける問題ですので、１周目で到達できるように頑張りましょう。
【修了後】
入試基礎レベルに進みましょう。
【学習時期】
基本的な内容なので、できるだけ早急に終わらせましょう。
・Step.1では内容を暗記しようとするのではなく、理解することを目標としてください。きちんと理解したうえで、Step.2以降で、覚えるべきところを暗記すればOKです。
・Step.1では内容が８割がた理解できたら次に進みましょう。残りの２割は問題を解きながら完成度を上げていけばOKです。
・Step.2以降では問題が解けそうになければすぐにテキストの解説に戻りましょう。このレベルでは、問題が解けない原因の多くは基本事項が抜けていることにあります。分からなかったら、素直に解説を見ましょう。
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