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参考書ルート2018・数学ⅠAⅡBー入試標準レベルー

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ヤギの参考書ルート2018【数学ⅠAⅡB編】

ここでは参考書だけで難関大の入試で合格点をとれるようにするには、どのような参考書をどのような順番で進めて行けばよいかを解説していきます。第二回は数学ⅠAⅡB編です。(数学Ⅲが必要な場合は理系数学編を参照してください)
※ルート作成者のヤギ ススムについてはこちらから

この参考書ルートは「1.教科書レベル」→「2.入試基礎レベル」→「3.入試標準レベル」→「4.入試難問レベル」の4段階構成です。ゼロ(中学数学の教科書レベルが固まった段階)から東大・京大・一橋大等の入試で満点を狙いに行くところまで紹介しているので、現在の自分の学力に合わせて、スタートのレベルを設定してください。


3.入試標準レベル

【対象者】
2次試験の配点(全教科合計)が全体の配点の40%を超える国公立大早慶、上智大、MARCH、関関同立、上位私立大薬学部等の志望者
※教科書レベルや入試基礎レベル(黄・青チャートや総合模試等のレベルの問題)に不安がある単元・分野がある場合は必ず教科書レベル・入試基礎レベルの該当単元・分野をやってからこのレベルを始めましょう。
※入試標準レベルは志望校の出題傾向とレベルに合わせて3パターンに分かれます。各パターンの対象者は次のようになります。

○パターンA(詳細はこちら)
パターンCの対象者以外で入試で論述形式の問題の出題がメインとなる人

○パターンB(詳細はこちら)
パターンCの対象者以外で、マーク式や答えのみを記入する問題が6割以上を占める人

○パターンC(詳細はこちら)
入試難問レベル以上をやる予定の人、旧帝大や一橋大志望の人、上位の国公立大志望者で数学で他の受験者に差を付けたい人

【教材】
3つのパターンで共通のものが1冊、加えて各パターンで、別に1~2冊追加で全体で2~3冊になります。ラインナップは以下のようになります。

○共通部分
①合格る計算数学ⅠAⅡB

○パターンA(追加分)
②国公立標準問題集Canpass数学ⅠAⅡB

○パターンB(追加分)
②文系の数学実戦力向上編

○パターンC(追加分)
②国公立標準問題集Canpass数学ⅠAⅡB
③文系数学入試の核心

【使用法】
このレベルで終了の人で国公立大志望者は10月末までに、私立大志望者は11月末までにこのレベルまでを修了しましょう。(パターンAとB夏ごろ、Cは7月のアタマ頃にはじめれば間に合うと思います。)一つ上の入試難問レベルまでやる人は6~7月末(高2の3月アタマから始めれば間に合うはずです。)までに修了させておきたいところです。(注:現役生の場合で考えています。)

各パターンの詳しい参考書の使用法は下記を参照してください。

○パターンA(詳細はこちら)
○パターンB(詳細はこちら)
○パターンC(詳細はこちら)

★★入試標準レベルを始める★★
合格る計算シリーズ(共通)

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国公立標準問題集Canpassシリーズ(パターンA、C)

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文系の数学実戦力向上編(パターンB)

Amazon:文系の数学 実戦力向上編

文系数学入試の核心(パターンC)

Amazon:文系数学 入試の核心

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国公立大・難関私大志望者へ

他者に伝わる答案が書けないと合格できない

記述問題が中心の国公立大や難関私大は参考書をやっただけでは、入試本番で合格点をとることは、正直、厳しいです。参考書の紹介ページやルートのページでも書いていますが、答案作成の練習を徹底的にやる必要があります。どの考え方を使えばよいか割分かっていても、きちんとポイントを押さえた答案がかけなければ、高得点は望めません。

参考書等での学習がある程度進んだら、(きちんとしたレベルの)添削指導等で自身の答案を(きちんと指導ができる)他人に見てもらい、意見を貰いましょう。最終的に採点するのは、あなたではなく「他人」です。あなたの答案が、きちんと他者に伝わるかを添削指導を通して確認し、合格点の取れるレベルに仕上げていきましょう。

標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたら添削指導も同時進行で!

添削指導等の記述対策を始める目安ですが、標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたタイミングで始めると良いでしょう。答案作成力の養成は、標準レベルの問題がある程度解けるようになったその上の段階にあたります。標準問題の解法が入っていない状態では、添削問題に向き合っても、白紙解答や見当違いの答案しか作れない場合が多く、結局、解法を学ぶように指導されるのがオチです。こうなると効率的ではありません。なので、少なくとも標準レベルの参考書を1冊を一通りやってからやりましょう。

高校や予備校等で(きちんとしたレベルの)添削指導があれば、それらを活用するとよいでしょう。もし、それらがない場合は、Z会の添削指導がおすすめです。Z会というと東大や京大等の難関国公立大対策の添削指導が有名ですが、一般的な国公立大や難関私立志望者向けのコースもあります。合格できる答案を作れるよう頑張ってください。



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