勉強法

数学・理科の速習の際のポイント

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速習のすすめ

高校入試を経て高校へ進学した場合、中高一貫校に比べて、数学・理科の進度に差があり、難関大を目指すうえでは、不利を受けます。(参照:一般的な高校と中高一貫校の数学・理科の進度差)このため、中高一貫校以外の高校生で、旧帝大の医学部医学科に現役で合格したい人、理一や理二、旧帝大薬学部や国公立大学の医学部医学科にどうしても現役合格したい人、旧帝大の理学部や工学部、農学部等の志望者で、試験当日に風邪をひこうが、ノロウィルスに罹ろうが、現役合格したい人には、数学・理科の速習をおすすめしています。

ここでは、効率よく高校数学・理科を速習するにあたり、注意すべきのポイント、目安となるペース等について書いていきます。教科ごとの速習に使えるコンテンツの紹介や具体的な使い方・実践的な勉強法は、今後書いていきます。


速習のポイント

効率よく速習を進めるためのポイントは以下のようになります。

①学校の授業や課題をおろそかにせず、うまく活用する
速習する単元としない単元を見極める
③難しい問題をやらない

①学校の授業や課題をおろそかにせず、うまく活用する

速習をやる以前に、学校の授業についていくことができないのであれば、学校の授業についていくことを優先させましょう。速習では、学校の授業でやる単元より進んだ、難しい単元をやるので、授業についていけないようでは速習をしても実になりません。また、塾や予備校の授業は一つの単元にかける時間が少ないのにたいして、学校の授業はそれぞれの単元を理解するのに必要な時間をしっかり割いています。初学の内容はもちろん、学習済みの内容であっても、まとまった時間をとって復習する良い機会です。なので、決して学校の授業や課題をおろそかにしてはいけませんし、上手く活用するべきです。

②速習する単元としない単元を見極める

高校数学・理科のすべての内容を自力で速習するとなるとかなりの時間がかかり、結局、学校のペースより少し早く学習を終えるぐらいにとどまります。高2の7月に数学を、3月には理科を終えるためには、どの単元を速習し、どの単元を速習しないかの選択がカギを握ります。もちろん速習しない単元に関しては、学校の授業のみになります。①についてでも書きましたが、学校の授業をうまく活用するのです。

しかし、どの単元を速習すれば良いかを見極めるのは、普通の高校1・2年生にはできません。それは、高校数学・理科の全体像をつかんでいないからです。では、全体像さえつかめばできるのかというとそうでもありません。実際の高校の数学・理科の進度・進捗状況に精通していなければ、速習すべき単元を正しく見極めるのは簡単ではありません。ですから、高校の数学・理科の先生や、ある程度勤務歴のある塾・予備校の講師のような職の人が候補に挙がります。しかし、彼らには大人の事情があります。自分の勤務先で問題になる言動や、不利益になる発言はしません。そうすると、手詰まりな感じになりますので、今後、この件について教科別の速習のポイントのページで詳しく解説していきます。

③難しい問題をやらない

一つの単元を学び終えると、問題をやりたくなると思います。当然、基礎問題から解いていくと思いますが、基礎問題が解けるようになってくると次は標準問題、標準ができたら難問へとレベルアップしていきたくなるのが人間です。しかし、科目の全体像をつかんでいないまま難問を解くのは効率的ではありません。高いレベルの問題では、分野を超えて使える考え方や、他の単元との関連性、別の視点で(別の単元の問題と考えて)解く別解など、学ぶべきことはたくさんあります。そしてこれらは、全範囲を一通り学び終えたうえで考察することで理解が深まります。なので、各教科全範囲を一通り学び終えるまでは、難しい問題はやらず、次の単元に進むことを優先させましょう。具体的な目安としては、教科書レベルの問題と入試の基礎問題をやれれば十分です。


目安となるペースは?

次に目安となるペースですが、これは最終的な到達目標(志望校等)や速習を開始した時期等により異なります。具体的な例については、今後詳細にまとめる予定ですので、完成し次第、参照してください。一応の目安として、東大理科一類で合格点を楽に超えることを最終的な目標として、高校1年の7月から速習を開始したとすると、数学の終了が高校2年の7月、理科が高校2年の3月が目安になります。



国公立大・難関私大志望者へ

他者に伝わる答案が書けないと合格できない

記述問題が中心の国公立大や難関私大は参考書をやっただけでは、入試本番で合格点をとることは、正直、厳しいです。参考書の紹介ページやルートのページでも書いていますが、答案作成の練習を徹底的にやる必要があります。どの考え方を使えばよいか割分かっていても、きちんとポイントを押さえた答案がかけなければ、高得点は望めません。

参考書等での学習がある程度進んだら、(きちんとしたレベルの)添削指導等で自身の答案を(きちんと指導ができる)他人に見てもらい、意見を貰いましょう。最終的に採点するのは、あなたではなく「他人」です。あなたの答案が、きちんと他者に伝わるかを添削指導を通して確認し、合格点の取れるレベルに仕上げていきましょう。

標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたら添削指導も同時進行で!

添削指導等の記述対策を始める目安ですが、標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたタイミングで始めると良いでしょう。答案作成力の養成は、標準レベルの問題がある程度解けるようになったその上の段階にあたります。標準問題の解法が入っていない状態では、添削問題に向き合っても、白紙解答や見当違いの答案しか作れない場合が多く、結局、解法を学ぶように指導されるのがオチです。こうなると効率的ではありません。なので、少なくとも標準レベルの参考書を1冊を一通りやってからやりましょう。

高校や予備校等で(きちんとしたレベルの)添削指導があれば、それらを活用するとよいでしょう。もし、それらがない場合は、Z会の添削指導がおすすめです。Z会というと東大や京大等の難関国公立大対策の添削指導が有名ですが、一般的な国公立大や難関私立志望者向けのコースもあります。合格できる答案を作れるよう頑張ってください。



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