勉強法 コラム

残り1か月からのセンター対策

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2018年のセンター試験まで残り1か月をきりました。しかし、志望校の目標点までまだまだ差があり、「1か月で100点あげたい!」そんな状況の受験生も少なくないと思います。
実は私も現役時代に同じような状況に陥り、がむしゃらに頑張ったんですが、及ばなかった経験があります。
それから10年以上が経ち、教える立場でそれなりのキャリアができた今、見えてきたものも多くあり、あと1か月で何ができるか、できないかが分かってきました。
そこでここでは、センターまで残り1か月という状況でどのようなポイントに気を付ければよいかをまとめていきます。

残り一か月におけるセンター試験対策のポイント

残り一か月からのセンター対策の最大のポイントは短期間に伸ばせる伸び白を見つけ、徹底的に伸ばすことです。これはただ現状点数のとれていない科目をがむしゃらにやるのではありません。もっと論理的に考える必要があります。つまり、点が取れていない原因が分かっており、なおかつ短期間でその原因が改善できるところを徹底して改善に取り組むということです。

そのためには、現状を自己分析し、点が取れない原因を探すことが非常に重要です。しかしながら、点が取れない原因が何かを見つけるのは、そう簡単なことではありません。というのは、点が取れない原因がどんなところに潜んでいるかを知らないとなかなか気付けないというのが実情だからです。なので、相当できる人やある程度指導経験がある人等でないと的確に原因を見つけるのは難しいのです。しかし、逆にどんなところに点が取れない原因が潜んでいるかを知っておけば、原因を類推することができるということでもあります。

 

センター試験の特徴をおさえる

センター試験で点が取れない原因がどこに潜んでいるかを明らかにしていくには、まずセンター試験がどんな試験でどういった特徴を持つかを知っておく必要があります。そこでセンター試験の全体的な特徴を以下にまとめます。

センター試験の特徴

・毎年のように出題されるポイントがある
・主要科目(英国数)は時間設定が厳しい
・選択科目は 受験者層によりレベルが異なる(日本史・世界史・物理・化学は難しい)

まず、毎年のように出題されるポイントがあるというのは、センター試験が学力調査の役割も持っているため起こります。例えば、同じ公式を使い解く問題の正答率を年度で比較することで、大学受験者の学力推移が分かるので、主要な公式等は毎年のように出題されるのです。

これを逆手に取ると、出題されやすいポイントをおさえるとそれなりの点数は取れるということになります。

次に英国数の主要3科目についてですが、時間設定が厳しい試験になっています。これは先の学力調査の側面にも絡むのですが、調査したいポイントが多いというのが原因の一つです。加えて、主要科目は選択科目に比べて多くの受験者が受験し、様々な学力レベルの人が受験するので、下位層向けの問題から上位層の向けの問題まで盛り込む必要があるので問題数も多くなり、結果として時間設定がかなりきつくなっています。

そのため、主要3科目は時間との戦いになりやすい傾向にあり、時間の短縮という視点で対策をすれば大きく点数を伸ばすことができる場合もあります。

そして、選択科目についてですが、これは科目の受験者層のレベルによって、難易度が異なってきます。社会の例を挙げると、文系の受験生であれば世界史か日本史のどちらか+1科目といった形で受験する人が多いと思います。対して理系の人は地理や公民を選択しがちです。なので、日本史や世界史では社会をしっかり勉強している文系の受験者が多くなるため、受験者層のレベルが上がります。センター試験では各選択科目の平均点が同程度になるように問題がつくられるので、結果、日本史や世界史の難易度が高くなります。同様のことが理科でも起こり、発展科目の物理や化学の難易度が高くなっています。

ですので、選択科目については、短期間で点数を伸ばすには科目の難易度がカギを握り、易しい科目を選んでいるのであれば短期間で点数をのばせる可能性があるということです。



点が取れない原因をざっくり大別すると3つ

センター試験は上記のような特徴を持つことから、点が取れない原因を大きく分けると次の3つに大別できます。

①センター試験で頻出の基礎知識が足りていない
②解答に時間がかかり、すべての問題を十分に考える時間がない
③そもそも科目の難易度が高い

もちろん、対策くして行く上では、各科目・分野・単元ごとにさらに詳しく原因を分析していく必要がありますが、まずは、このぐらい大雑把に全体を俯瞰的にみて、℃の教科が上がりそうか大まかな方針をたてることが重要です。まずはそれぞれの受験科目ごとにこの3つの原因のどれに当てはまりそうかを考えましょう。この3つのうち①②が原因であれば、短期間に大幅に得点を伸ばせる可能性があります。

①が原因科目があれば、頻出の基礎事項を固めて、易しい問題に絞って演習していけばある程度(30~40点程度)まではあがるはずです。

②の場合はさらに突っ込んで、どの分野・単元に時間がかかっているか、なぜ時間がかかっているかを検討します。例えば、英語で時間が足りないというケースで、時間がかかっている分野が文法なのか、長文なのか、長文だとすれば問題文を読むのに時間がかかっているのか、英文はある程度読めるが、正解の選択肢を選ぶのに時間がかかっているかまで考えると具体的な対策が浮かび上がってきます。

残り時間はあとわずかなので、しっかりと現状を分析し、対策を進めてください。

教科ごとの詳しい分析・対策については、記事ができ次第あげていきます。

残り1か月からのセンター対策

・数学ⅠA編




国公立大・難関私大志望者へ

他者に伝わる答案が書けないと合格できない

記述問題が中心の国公立大や難関私大は参考書をやっただけでは、入試本番で合格点をとることは、正直、厳しいです。参考書の紹介ページやルートのページでも書いていますが、答案作成の練習を徹底的にやる必要があります。どの考え方を使えばよいか割分かっていても、きちんとポイントを押さえた答案がかけなければ、高得点は望めません。

参考書等での学習がある程度進んだら、(きちんとしたレベルの)添削指導等で自身の答案を(きちんと指導ができる)他人に見てもらい、意見を貰いましょう。最終的に採点するのは、あなたではなく「他人」です。あなたの答案が、きちんと他者に伝わるかを添削指導を通して確認し、合格点の取れるレベルに仕上げていきましょう。

標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたら添削指導も同時進行で!

添削指導等の記述対策を始める目安ですが、標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたタイミングで始めると良いでしょう。答案作成力の養成は、標準レベルの問題がある程度解けるようになったその上の段階にあたります。標準問題の解法が入っていない状態では、添削問題に向き合っても、白紙解答や見当違いの答案しか作れない場合が多く、結局、解法を学ぶように指導されるのがオチです。こうなると効率的ではありません。なので、少なくとも標準レベルの参考書を1冊を一通りやってからやりましょう。

高校や予備校等で(きちんとしたレベルの)添削指導があれば、それらを活用するとよいでしょう。もし、それらがない場合は、Z会の添削指導がおすすめです。Z会というと東大や京大等の難関国公立大対策の添削指導が有名ですが、一般的な国公立大や難関私立志望者向けのコースもあります。合格できる答案を作れるよう頑張ってください。



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