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東大・京大受験のポイント

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東大・京大受験のポイント

東京大学、京都大学は日本代表する大学であり、試験科目の多さ、問題の難度、受験者層のレベルの高さなど様々な面で難しさがあります。ここでは、難攻不落の東大・京大入試の合格を目指して学習を進めるうえで、意識しておきたいことをまとめていきます。

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東大・京大受験のセオリー

東大や京大の場合、二次試験とセンター試験では圧倒的に二次試験の配点が高く、二次試験対策をしっかりやる必要があります。しかし、東大・京大では全学部学科で英語・数学・国語の3科目がさらに文系では社会が、理系(京大経済学部を除く)では理科が2科目と多くの科目が、二次試験で課されます。したがって二次試験対策までしっかりやるとなると、高3の4月から取り組んでいるようでは間に合いません。高1、高2のうちから先行して学習を進めるの必要があります。

そこで、どの科目から、どのようなペースで進めていくかですが、文系理系問わず、まずは英語と国語をいち早くめどをつけるのがセオリーとなります。英語や国語は学校の進度による影響が少なく、自分でどんどん勉強を進めやすい科目です。したがって、ほかの教科に比べて早くめどをたてることができます。理想は言うと、高1のうちに英語と国語を、残すは記述対策と過去問対策のみの状態にできればいい感じです。

英語・国語のめどをたてたら、文系の場合は社会、理系の場合は数学Ⅲの先取りに注力しましょう。基礎レベルに絞って先取りしていき、文系の社会2科目は高2のうちに一通り終わらせ、理系の数Ⅲは高2の12月までに終わらせて、その後は理科に先取りして、高3の6月ごろまでに一度学習を終わらせておきましょう。これぐらいのペースでできれば、どの科目も二次試験対策まで取り組む時間が作れるはずです。

合格者の多くはセンター得点率9割と二次英語での高得点を獲得

二次試験重視の東大・京大ですが、二次試験だけでなく、センター試験での高得点も重要です。実は東大や京大では、配点のわりに二次試験での逆転合格は多くないんです。
当たり前ですが、東大京大の受験者は二次試験の配点が高いことを知っています。そのため、二次試験対策に力を入れます。しかし、二次対策がしっかりできていても、センター試験で9割以上の高得点を取ることは簡単ではありません。そこで、ある程度はセンター試験対策をすることになるのですが、二次対策にいっぱいいっぱいの人は十分にセンター対策に時間をさけません。そうなってくると、センター試験で目標点を取れないという事態になりがちです。
つまり、東大京大志望者では、センター試験で高得点をとれている人はセンター対策にある程度時間をさけるぐらい二次試験対策が順調に来ている人が多いということです。したがって、二次対策をきっちりやるという目標では足りず、二次対策をしっかりやったうえで、センター対策もして9割以上の得点を取るというところを目標とすべきなのです。

センター試験での高得点の他に、合格者の共通点として、二次試験英語での高得点が挙げられます。東大・京大の二次試験においては、英語はほかの科目に比べて、安定的に高得点が取りやすい科目なのです。東大英語はリスニングが課される、分量がかない多い、エッセイなど口語体の長文が出題されるなどの特徴がありますが、扱っている文章自体はそれほど難しいものではなく、処理能力を高めて、分野別の対策をしっかりやれば高得点が取れます。対して京大英語では、文章自体は難しいですが、出題形式がワンパターンなので、出題形式に沿った分野別の演習と過去問研究を徹底的にやれば高得点を取れるようになります。こうした傾向から、合格者の多くは英語で高得点を取り、合格につなげているのです。

数学の難易度で合否を左右する科目が変わる

しっかりとした対策を講じれば、比較的高得点が英語に対して、数学はその年の難易度によって重要度が大きく変わります。理Ⅲと京医を除き、点数が取りやすい問題が多い年は、数学の出来が合否を分け、逆に難化した年は数学ではほぼほぼ差はちきません。難問が多い年の文系では、0完での合格者が珍しくない年もあるほどです。ここ数年は東大も京大も数学の難度は落ち着いていて、比較的点が取りやすい問題セットなので、数学の出来が合否にかかわっています。特に2017年の東大ではこれまでの東大や京大では考えられないぐらい、点が取りやすい問題セットとなり、私が知る限りでは、数学を落とした人はほとんど受かっていないよう状況でした。
つまり、東大や京大の数学の難問となるといくらレベルの高い東大・京大受験者であっても、理Ⅲや京医を除き、ほとんどできる人はおらず、逆に比較的易しい問題から標準的なレベルまでの問題でしっかり得点できるかがポイントといえます。

まとめ

今回は東大・京大入試の全体的なポイントについてまとめてみました。東大京大の合格を目指すのであれば、まずは、できるだけ早くから受験勉強を開始し、英語と国語を早期にめどを立て、文系なら社会、理系は数学と理科の先取りを進め、高3記述対策に注力できる時間を確保することです。そのうえで、センター試験対策にある程度時間を割けるぐらい高いところを目標としましょう。

また、実際の試験では、センター試験は9割以上、二次試験の英語では7割ぐらいの高得点が合格のためには必要となります。また、数学は標準レベルまでの問題の出来で差がつくので、難問よりも易しい問題や標準レベルの問題を中心に対策をしておくべきです。このほかの入試科目も含めて、教科別の対策・勉強法についても今後記事にしていきますので、よろしくお願いいたします。

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国公立大・難関私大志望者へ

他者に伝わる答案が書けないと合格できない

記述問題が中心の国公立大や難関私大は参考書をやっただけでは、入試本番で合格点をとることは、正直、厳しいです。参考書の紹介ページやルートのページでも書いていますが、答案作成の練習を徹底的にやる必要があります。どの考え方を使えばよいか割分かっていても、きちんとポイントを押さえた答案がかけなければ、高得点は望めません。

参考書等での学習がある程度進んだら、(きちんとしたレベルの)添削指導等で自身の答案を(きちんと指導ができる)他人に見てもらい、意見を貰いましょう。最終的に採点するのは、あなたではなく「他人」です。あなたの答案が、きちんと他者に伝わるかを添削指導を通して確認し、合格点の取れるレベルに仕上げていきましょう。

標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたら添削指導も同時進行で!

添削指導等の記述対策を始める目安ですが、標準レベルの参考書の1冊目の1周目を終えたタイミングで始めると良いでしょう。答案作成力の養成は、標準レベルの問題がある程度解けるようになったその上の段階にあたります。標準問題の解法が入っていない状態では、添削問題に向き合っても、白紙解答や見当違いの答案しか作れない場合が多く、結局、解法を学ぶように指導されるのがオチです。こうなると効率的ではありません。なので、少なくとも標準レベルの参考書を1冊を一通りやってからやりましょう。

高校や予備校等で(きちんとしたレベルの)添削指導があれば、それらを活用するとよいでしょう。もし、それらがない場合は、Z会の添削指導がおすすめです。Z会というと東大や京大等の難関国公立大対策の添削指導が有名ですが、一般的な国公立大や難関私立志望者向けのコースもあります。合格できる答案を作れるよう頑張ってください。



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